2013年4月16日火曜日

2013年春段階のLED事情は?



と、まぁちまちま調べてみようか? というのが本題の趣旨です。

なので、あくまで情報の収集で評価はまた次回ということで。

蛍光灯と比較してその進化のグラフを見ると、まるで大気中の二酸化炭素含有量(ppm)の上昇のグラフにも似た感じになっています。

正直なところ、予測した以上に効率の向上が早く、それ以上に価格破壊が早い!! というものです。


以前は、電球タイプのLEDを購入するなら、パルックボールのプレミアを推奨していました。
こちらの製品は大体700lm~810lmで消費電力が10W。効率で見ると約80lm/Wですが、蛍光灯の特性から照度と温度が安定すると(約五分後くらい)、消費電力が下がるという特性があります。


これらの製品で見ると、ワットメーターでの実測で、点灯直後は8Wを表示し10Wまで上昇、その後に8Wに落ちるという特性を見せます。(初期8Wなのは、初期照度補正とスロースタートによる調整機能が働いているのではないか?と思われます)



しかし、


製品名荷姿写真器具光束(lm)効率(lm/w)価格
LDT7N-G/S8101092,820
DL-LA85N8101002,562
ILA9N18501001,481

ファイア・ディという会社ってなに?と思って調べてみると、「会社概要
中国系のようで、これは典型的な輸入代理店みたいな位置づけと思われます。個人的な見解を言うと、ちょっと表示されたスペック表の能力もそうですが、安全面でも安心できませんね。ただし、アマゾンのレビューは悪くないのですが、、、
ともかく、スペック表でしか見えない部分で比較すると、810lmという光束(電球でもこの数値は電球色じゃないと厳しい)に拘らなければ(相当品600lm程度で満足すれば)、価格の上でもLED電球の方が安い製品もちらほらあり、製品の選択として蛍光灯電球を進めることが難しそうです。
まだ、現状としては蛍光灯の方がスペック表に表れない部分を含めれば、一部の製品に限り性能が良いという評価ができるんですけども……(コスパで考えると、寿命の差を鑑みれば上記の製品を選んだ方が良いかもしれません)


今回は評論するのが目的ではないので次。

とりあえず、電球タイプで現状、世界最高効率のものはなんじゃらほい?と思って検索を掛けると
記事:世界で一番エネルギー効率のいいLED電球「NanoLight」
というものがかかりました。
Lumens per Watt Comparison Chart

これを見ると133lm/W。1600lmという驚異的な数値で、低価格の蛍光灯電球と比較すると2倍から2.5倍も消費電力が少ない計算となります。
まぁ、電球一個で1600lmも必要ないと思いますけども。

これをみると150lm/Wも開発中っぽいですね。

でもまぁ、一カ所で1800lmはやりすぎという気もします(従来品に取り付けるにはオーバースペック過ぎる)


次にLED蛍光灯

アイリスオーヤマのLDG40S・N/20/25が2500lmの20Wという標記でした。125lm/Wですね。値段は大体1万1千円くらのようです。(まとめ買いだと9千円くらい?)
遠藤照明は電源外付けと内蔵で20lm/Wくらいの差があるようですが、一番の評価品は135lm/Wのようです。(遠藤照明:LEDZ TUBE)値段はアイリスのやつより千円から二千円程度安いっぽいですね。

スペックの数値と価格だけ見ると、この二社は東芝やパナソニックよりも安くて高性能なんですよね。 スペック表だけ見れば(苦笑)
そのころ、パナソニックはLDL40 S・N/25/26 Sが12,000円(税抜) ランプ光束:2600lm ランプ電力:25.0W 104lm/W


この二社の製品、実はためしに(テスト的な意味で)一部の居室に使用しているんですよねぇ………………………………………………
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アイリスオーヤマは黄色っぽく(体感的には表記上の数値と体感上の明るさに差異が、、ちと微妙。照度測定の数値と体感ので差異があるという意味です)、遠藤照明は黄色っぽいのはあるのですがそれ以前に、指定の製品とは違う製品が入ってくるという、それ以前の問題が発生。
ネットで調べると、納期が異常に遅かったり、不具合率が高かったり(これはアイリスオーヤマも同じようで)するという、を目にしたことがあります。

この黄色さ、どのくらい黄色いかというと、一昔前のパナソニックの「白色」標記のLED製品と同じくらいの黄色さです。

koyoのLED蛍光灯、K-FL12-PA21 2593lmの21Wで123lm/wですが、価格は約一万円弱のようです。

このメーカーは営業と話したことがあるのですが、導入実績がないので運用面での評価はできません。
会社概要をみると営業所しかなく、「法人向け省エネ対策のコンサルティング、および対策用品の企画、製作、販売」とあるのですが、何処で制作しているのかが不明パンフレットの方に書いてあり、ILJIN電機の生産しているLEDを使用している模様(韓国メーカーです)
リンク先PDF18ページには、ビルの写真とさまざまな国家の国旗が掲示されているのですが、日本の国旗は存在しない。というのは、何かのジョークでしょうかね?
また、円安、ウォン高で本当に一万円で提供できるのか・・・・・

三年前までは一本二万円、しかも光束が1600lmとへぼく、消費電力もFLR並みだったんですが、インバーター蛍光灯に比肩するまでになっており(一部製品は越えている)、また値段もインバーターを入れるよりも安く入る場合があるという状況。(直管蛍光管タイプに限る)
とはいえ、外部電源だったり、バイパスでもパターンの違いがあったりと、互換性の無さ(パナソニックの専用口金と外部電源でも、上位モデルとは互換性がないという話を聞きます)があるので、正直なところ、規格が安定するまでは本格的に手を出したくないというのが正直な感想です。
とはいえ、CCFL蛍光灯を入れる気にもなれずw(エネルギー効率が悪いんで、省エネ法対策としては向かない)


なんていうか、現状をさくっと調べてみましたが、ちょー微妙ですね。いろいろ中途半端過ぎて(苦笑)